発表される日時は第一週目の金曜日の、日本時間が夏時間なら午後9時半で冬時間なら午後10時半なので、数年前はこの時間に大きく値動きしました。
最近は慣れというか定番になり、みんなが予想した反対の値動きをするのが相場です。
ネットの掲示板などでは「内容が漏れている」や「ヘッジファンドが騙し上げをしている」などという風説が、昔からありました。
そういうことも含めて「雇用統計祭り」としてネット放送などでは発表時間の当日や、FX会社となると雇用統計の週の前半から色々な記事を広告しています。
ちなみに今月発表の雇用統計の内容は前月の結果です。
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米国の雇用統計2017年10月の
失業率の予想が4.2%で、
結果が4.1%。
非農業部門雇用者数(NFP)の
予想が31.3万人で、
結果は26.1万人でした。
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今回の雇用統計相場で米ドルの為替価格は、金曜の午後9時半になる前から下がり、更に発表された結果で、非農業部門雇用者数(NFP)が悪かったので一時下がりましたが、すぐに上がりました。
普通多くは失業率は大して注目されずに、非農業部門雇用者数(NFP)が注目されます。
しかし今までの相場がドル高傾向だったので、「押し目買いのチャンス」だと思ったのかもしれません。
相場というのは重要な局面になると、大勢の意見と同じとか通例とか原則などの逆に行くことが多いです。
今のところ北朝鮮の情勢がずっと続いたので慣れて、新しい注目点の米国の金利上げによる米ドル高が注目されているのかもしれません。
現在は1米ドルが約114円で過去数年が76円から126円なので、千pips(10円)くらい上の下値よりは狭いですが、過去の値動きからすると固い天井があります。
しかしこのドル安予測も、大勢が思っていることなので、逆になるかもしれません。
結局は長期保有ではなく、大きく値動きしたらリバウンド狙いの数十分の短期トレードです。
短期トレードをするなら仲介手数料であるスプレッドが一番安い、FX口座を選んでも良いです。
スプレッドはドル円だと日本国内の平均的な安値は0.3銭で、外国の口座は1銭から3銭くらいです。外国の口座は市場取引なので、手数料と税金が多くなります。0.3銭とは証拠金約4万円(1万通貨)に対して30円の手数料ということです。
SBIだけ0.27銭(他社は0.3銭)で18歳以上(他は20歳以上から)80歳までFXを出来るようです。