ドル円とビットコイン円の想定レンジと、どの銘柄でトレードをする?
ビットコインは今までは100万円あたりを上下していましたが、ついに急に90万円になってしまいました。今までが110万円あたりが多かったので、Lポジを持っている人は厳しいですね。
ドル円もビットコイン円も、結構儲けづらいかもしれません。その理由は ・ ・ ▼っ
◎儲ける秘訣は…
まず高値掴みをすると戻らない新興銘柄と違い、主要銘柄であるFXではドル円や仮想通貨ではビットコイン円でトレードをする人は多いでしょう。
そして法定通貨と仮想通貨は値動きが違うはずなのに、両方とも想定レンジで考えると中間地点な感じがして、Lをして良いのかSをして良いのか分かりません。
想定レンジとは私が思う天井と底値で、数ヶ月の中期のレンジで、ドル円ですと103円から111円で、ビットコイン円は50万円から150万円です。
しかし中心点がドル円は107円なので、今の価格は75pipsほど上であり、ビットコイン円は1000pipsほど下です。ただしドル円は1日で100pipsも動きませんが、ビットコイン円は100pips以上は動きます。
こうなると今はドル円は売りで、ビットコイン円は買いのように見えます。しかし相場の格言で「もうはまだなり まだはもうなり」というのがあります。
特に中心点の近くで、すぐに反発するというのも考えづらいです。多少過剰気味になった後に急変します。相場は過熱感が増してくると急変します。
しかし最近はドル円もビットコイン円も、まだ大きなトレンド転換が始まって間もないです。これは、どうにも分からない状態ですね。
ここで別の銘柄ですが、NY原油が26日午前2時55分現在、1バレル56ドルになっています。ちょっと前にはサウジに対するテロで、62ドルあたりまで急騰しましたが、下がり続けています。
これがドル円が上がり、リスク回避なビットコイン円も下げている原因かもしれません。しかしNY原油の方は、数年前には25ドルから148ドルというレンジです。
これの中心点は1バレル約86ドルです。NY原油などの商品先物は昔だと、値動きが荒くて危険と言われてきましたが、最近は仮想通貨の方が大きい値動きのような気がします。
そして値動きの荒さよりも、今の価格が高値か安値かが一番重要です。これは例えばドル円のように、他の銘柄と比べると値動きが荒くない銘柄でも、高値掴みをしたら終わりということです。
反対に値動きが荒くても、底値で買えばリスクは低いということです。これは長期から短期のレンジを、まず想定して、どの銘柄が買い・売り時か?を、自分で判断するしかないです。
また資金が足りないうちは、数多くの銘柄を所有すると、いざという時の備えが減ります。これは例えばドル円が104円に下がった時に多めに買い、急上昇し或る程度、上げ渋りだしたら売るしかないです。
そしてそこまで上げたら、また買いをし始めずに、他の銘柄で底値な物を探して買うしかないです。多くの人はFXのドル円しかしないなどという人が多いので、高値掴みをしやすいです。
世の中でNY原油などの先物取引が危険だと言われても、底値なら買うしかないです。ドル円や日経平均株価のインデックス投資は安全だと多くの人が言っても、高値なら売るしかないです。
しかし日本人の多くは日本円資産の貯金や不動産などで財産を所有していますので、対円資産を空売りすると、円高に集中投資しすぎな状態になるので、リスク回避のためにもSはしなくても良いと思います。
Sをするために労力を傾けるのなら、底値な銘柄を探す方が無駄がありません。そして万が一日本円が大暴落した時には、リスク回避のためにも、この方法をするしかないです。
大半の人が儲からない理由もこれで、大半の人はNY原油などの先物取引をするのは危険だと思っているので、高値な株を買ってしまいます。
しかし先物の商品以上に、株というのは時価総額が物凄く小さいので、一度半額以上に大暴落などでつかまされると、大損の状態が数年どころか一生戻らない危険があります。
仮想通貨も小さい会社や個人などが発行しているので、この傾向が強いです。またFXのドル円以外の新興銘柄は今までは下がり続けだったので、今までLをして安全だったのはドル円と日米平均株です。
しかし米国株はさすがに史上最高値なので、これもこれからどうなるか分からない要素の一つです。いくらドル円の価格が過去のレンジからして高くなくても、米国株が大暴落すると連れ安や、上げ渋りになる危険があります。
やはりドル円の上値は、重たい気がします。まだ株やドル円の反対な値動きをしそうな、ビットコイン円やNY原油の方が買いなのかもしれません。